狭山市 外壁塗装、その前に!経年劣化でひび割れしたコーキング工事
- 投稿日:2023年 5月 6日
- テーマ:GWカチオンシーラー / コーキング工事 / モルタル / 外壁 / 外壁塗装
こんにちは♪
狭山市・M様邸のリフォームのクライマックス!
外壁塗装についてご紹介します。
外壁塗装の工程、1回では収まりきらず...
2回に渡ってご紹介していこうと思うのですが、今回はその1回目。
コーキング工事と、
外壁塗装の下塗りの様子をお伝えします。
前回の記事は、こちらです。
→【現地調査】狭山市 数種類のコケが生えた屋根、ボロボロのコーキングを発見!
→狭山市 リフォームは、いつもここから~ガイソー自慢のバイオ高圧洗浄♪
→狭山市 屋根カバー工法 その前に~カッパ23 改質ゴムアスファルトルーフィング♪
→狭山市 台風などの強風に負けない!デグラセネターで屋根カバー工事♪
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すぐに外壁塗装に入りたいところですが、
その前に!
M様邸、コーキングがかなり劣化しておりましたので、
コーキングを打ち直します。
既存の、劣化したコーキングに、
1本1本カッターで切りこみを入れ、取り除いていきます。
とてもすっきりしました!
外壁は、暑さ寒さにより、膨張や収縮を繰り返します。
その動きに連動して、伸びたり縮んだりしてくれる、
コーキングの柔軟性は、とても重要なのです。
コーキングの劣化は、
外壁劣化の原因につながることに加え、
雨漏りの原因になることもありますので、注意が必要。
外壁よりも、耐久年数が短めですので、
こまめなチェックが大切です。
周りを養生し、
プライマーと呼ばれる、下塗り材を刷毛で塗ります。
プライマーを塗布することで、
コーキングの密着性を高めます。
その後、コーキング材を注入しますと、
このようになります。
均一にコーキングが充填されています!
う、美しい...!
コーキングが打ち直されましたら、
次に、外壁塗装のための土台を整えます。
塗料が、不要な部分に飛散しないよう、
ビニールシートで養生してから、
ローラー工法で、プライマーを塗ります。
下地を整え、
塗料をしっかり密着させる働きがあります。
次に、下塗りとして、
カチオンシーラーを塗布します。
プライマーと同じく、塗料の密着性を高める働きがあり、
また、シーラーを塗布することで、
上塗り材が下地に吸収されにくくし、
厚い塗膜を形成するのを助けます。
透明タイプと白色タイプがあり、
M様邸では、白色を使用しております。
白色タイプは、既存の壁の色を隠す効果、
隠蔽性が高いので、
次に塗る塗料を、美しく発色させることができます。
さて、入念に準備を整えまして、
次の記事では、
大胆なカラーチェンジが楽しみな、外壁塗装の中塗り・上塗りの様子です!
狭山市 台風などの強風に負けない!デグラセネターで屋根カバー工事♪
こんにちは!
今回は屋根カバー工法についてご紹介します。
前回の記事は、こちらです。
→【現地調査】狭山市 数種類のコケが生えた屋根、ボロボロのコーキングを発見!
→狭山市 リフォームは、いつもここから~ガイソー自慢のバイオ高圧洗浄♪
→狭山市 屋根カバー工法 その前に~カッパ23 改質ゴムアスファルトルーフィング♪
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前回、屋根の下葺き材として、
ルーフィングシートを張りました。
その上から、新規の屋根材を被せていきます。
「既存の屋根にかぶせるって、大丈夫?」
「飛ばされたりしないの?」
と、心配があるかもしれませんが、
ご安心下さい!
今回使用致します、
人気の屋根材・デグラセネターは、
独自のインターロック工法を採用。
屋根材一枚一枚を、
垂直・水平方向に、それぞれビスで留めてしっかり固定し、
屋根本体と一体化させます。
(引用元:デグラ屋根システム)
耐強風性が大いに期待でき、
風速70m/sの風圧実験も、クリアするほど。
※ちなみに「猛烈な」と表現される台風の風速は、54m/s。
風速70メートルは、新幹線の速度に匹敵する風速です。
また、横からの風だけでなく、
下から吹き上げる風にも強いので、台風にも非常に強く、
心強い屋根材です。
そのセネターの画像はこちらです。
M様邸では、温かみのあるオレンジ系の色、
ティークが採用されました。
派手すぎない色と、シンプルなデザインが素敵ですね!
屋根をカバー致しましたら、
棟板金の下地材・貫板を設置します。
貫板の材質として、木材が使用されることも多いのですが、
セネターは非常に高品質。
30年の材料品質保証がついているほど、耐候性に優れた屋根材ですので、
貫板が木材だと、こちらが先に劣化してしまいます。
ですので、セネターに関しては、
木材ではなく、樹脂などの劣化しにくい材質の貫板を使用します。
写真の、白い部分が貫板です。
そこに棟板金を被せますと、
このような仕上がりになります♪
そして今回、
棟板金に同化していてわかりにくいですが、
新しく換気棟も設置いたしました。
オレンジ色で〇をつけた部分が、換気棟です。
換気棟は、屋根裏の換気を促すための装置。
屋根裏にこもりがちな、もわっとした空気を排出し、
快適な空間を作り出します。
気密性の高い最近の住宅には、
ぜひ、設置をおすすめしたい部材です。
次回は外壁塗装です。
かなり思い切ったリフォームになりそうですよ!
どうぞお楽しみに♪
狭山市 屋根カバー工法 その前に~カッパ23 改質ゴムアスファルトルーフィング♪
こんにちは!
前回に引き続き、狭山市・M様邸のリフォームの様子、
今回は、屋根カバー工法です。
前回の記事は、こちらです。
→【現地調査】狭山市 数種類のコケが生えた屋根、ボロボロのコーキングを発見!
→狭山市 リフォームは、いつもここから~ガイソー自慢のバイオ高圧洗浄♪
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コケが大量に発生し、屋根材の劣化が著しい、M様邸。
今回は、屋根カバー工法でリフォームをします。
屋根カバー工法は、既存の屋根の上から、
新しい屋根材を被せていくリフォーム方法です。
既存の屋根を取り外す手間がなく、
また、その際に出る大量のごみを処理する必要もないので、
時間も、そしてお金もセーブできる、
人気の高い工法です。
特に、2006年以前に建てられた建物の場合、
屋根にアスベストを含んでいる恐れがあります。
その場合、アスベストによる汚染を防ぐため、
その解体や処分に、余分にお金がかかりますので、
屋根カバーが採用される場合が多い、という実情もあります。
2006年以前...というと、17年以上前。
ちょうど多くの方がリフォームをされる時期にも当たりますね。
話は戻りまして、M様邸です。
まず、屋根カバー工法の際不要となる、
棟板金を撤去します。
BEFORE
AFTER
とてもすっきりしました!
その後、屋根の防水対策に欠かせない、
ルーフィングシートを張ります。
使用致しますのは、
カッパ23という、改質ゴムアスファルトルーフィングです。
アスファルト、という言葉にあるとおり、
アスファルトを染み込ませた紙(アスファルト含浸紙)を
「改質アスファルト層」で挟み、
そして、その上に、
「鉱物質粉粒」と「特殊合成樹脂」を塗布し、
下からも「合成繊維不織布」で、コーティングされている...という、
多層構造で成り立っています。
カッパ23を製造されている日新工業株式会社さんが、
わかりやすく画像にして下さっていますので、
転載させていただきますね♪
引用元:日新工業株式会社
改質ゴムの名の通り、
優れた弾力性がありますので、
このように複雑に入り組んだ部分も、お手のものです!
屋根防水のかなめともいえる、
下葺き材、改質ゴムアスファルトルーフィング。
普段は屋根の下に隠れ、
その存在を意識しづらい部材ですが、
屋根カバー工法の際、
非常に広く使用されております。
ぜひこの機会に覚えておいて下さいね♪
次の記事では、
屋根カバー工法についてご紹介します。