所沢市 お家を守る名脇役!忘れてませんか?庇・雨樋塗装
こんにちは!
前回に引き続き、
所沢市・K様邸のリフォームのご紹介、
今回は、付帯部塗装です。
「付帯部?」
ちょっと、聞きなれない言葉ですが、
外壁や屋根の大きなパーツ以外の、
お家を形作る小さなパーツを総称して、
「付帯部」と呼びます。
それぞれは小さいけれど、
お家を守る大切な役割を担う、
必要不可欠な存在です。
どのような付帯部があるのかも、
ぜひチェックしてみて下さいね!
今までの記事は、こちらから☆
→【現地調査】所沢市 コケや藻がびっしり生えた屋根、劣化したコーキングを確認!
→所沢市 ガイソーパワークリーナーによる屋根・外壁の高圧洗浄
→所沢市 見違えるような美しさ♪無機塗料による屋根塗装
→所沢市 お家の耐久性に貢献!劣化したコーキングを打ち直します♪
→所沢市 高品質☆フッ素塗料で、満足度の高い外壁塗装を!
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付帯部塗装、
まず最初の工程は、ケレン作業です。
んん?
これも聞きなれない言葉ですが、
端的にいうと「塗装面をきれいにする作業」で、
英語の「Clean(クリーン)」が語源だという説もあるそう。
洗浄の工程で落とし切れなかった汚れを落とし、
塗料を密着性を高めます。
では、実際の様子を見ていきましょう!
こちらは庇(ひさし)です。
竪樋(たてどい)です。
垂直方向にのびる、雨樋ですね。
こちらは、横樋(よこどい)。
上の「竪樋」に対して、横にのびる雨樋を「横樋」とよび、
区別します。
軒樋(のきどい)とも呼ばれます。
ここは、鼻隠し(はなかくし)といいます。
すぐ上に雨樋がありますが、
雨樋を取りつける場所としての働きもあります。
すべての箇所、
目の粗いスポンジが使用されていますが、
汚れを落とすのに加え、
塗装面に、細かい傷をつけることで、
塗料の密着性を高める働きもあります。
その後、下塗りをし、
中塗り→上塗りと、塗料を重ねていきます。
庇の塗装です。
こちらは、竪樋ですね。
付帯部の色を統一し、
建物全体のまとまりを持たせます。
塗装は、美観を保つとともに、
防水効果を向上させたり、
紫外線への耐性を高めたりといった、
部材を守る働きがあります。
付帯部は、お家を健全に機能させるために、
大切な役割を果たすパーツ。
外壁や屋根のリフォームの際は、
付帯部の見直しも、どうぞお忘れなく!
それでは、次は最後の工程、
ベランダ防水工事です。
次回もお楽しみに♪
【現地調査】所沢市 コケや藻がびっしり生えた屋根、劣化したコーキングを確認!
こんにちは!
からっとした空気が頬をなでる、
一年の中でも、過ごしやすい季節・秋がやってまいりました。
行楽の秋、読書の秋、
そして何といっても、リフォームの秋、ですね♪
比較的天候が安定しており、作業がはかどる秋は、
リフォームのベストシーズンであるといえます。
秋のリフォームに先駆けて、
今回は、所沢市・K様邸のリフォームの様子、
ちょっとのぞいてみましょう!
まずは、現地調査からです。
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高所カメラで撮影した、屋根の様子です。
一面にびっしりとコケ、
そして藻(も)が付着しています。
元々はグレーの屋根、
1枚目の、茶色く見えるのは、すべてコケです。
コケが生えるのは、
屋根の防水性が低下しているから。
いつまでも屋根が湿った状態だと、
じめじめした環境を好むコケが、生育してしまうのです。
また、2枚目の画像の「藻」、
屋根に生えるなんて、なかなか想像できないですよね。
ですが、
藻も植物の一種。
水気があり日が当たる場所であれば、どこであっても生育するのです。
見た目にもちょっと、問題あり、ですよね。
しっかりと塗装をし直し、
防水性を含め、耐候性をUPさせる必要があります。
つぎに、外壁です。
外壁にふれて、
チョーキング現象の有無を確かめています。
触れると、白い粉が付着するのが、チョーキング現象。
こちらは、そんなに確認できないようです。
ですが、
心配なのは、コーキング。
サイディングボードをつなぐ役割を果たすコーキングですが、
どちらの写真も、
亀裂が入っていたり、痩せてぼろぼろになっていたりと、
劣化している様子がわかります。
コーキングは、
地震などでお家が大きく揺れる際、
その柔軟性により、
建物への衝撃を和らげてくれます。
劣化してコーキングが硬くなった状態だと、
建物を守ることができず、
お家の耐久性の低下につながります。
また、亀裂から、
雨水が浸入する恐れがあり、
雨漏りや、
基礎部分の腐食の原因になることがあります。
あまり目立たない部分ですが、
しっかりとメンテナンスする必要があります。
その他に気になる部分といえば、
付帯部です。
付帯部とは、外壁・屋根以外の、
小さなパーツのことを指します。
上の2枚は、
幕板の画像です。
1階と2階を隔てる幕板にも、
コケが生え、
そして、つなぎ目のコーキングが剥離しています。
そして、集水器も、
一部、欠損しています。
表面の塗装も退色しており、
塗り直しによる、防水性の強化が必要であるようです。
以上のように、
広域にわたり、リフォームの必要が確認できました。
せっかくの工事ですから、
しっかりとお直ししないと、ですよね♪
では、次の記事では、
高圧洗浄の様子をご紹介します。
次回もどうぞ、お楽しみに♪
入間市 ベランダ防水塗装・給湯器交換工事で暮らしやすい我が家へ
こんにちは!
6回にわたり紹介してまいりました、
入間市・K様邸のリフォーム、今回で最終回になります。
最後の工程は、
ベランダ防水と給湯器交換の工事。
K様邸の全体像もご覧いただきたいと思います。
どうぞお楽しみに!
今までの記事は、こちらから♪
→入間市【現地調査】欠けや汚れの目立つ破風・幕板、色褪せた外壁を確認!
→入間市 汚れをまずはすっきりと♪バイオ高圧洗浄でリフォームの下準備を
→入間市 コーキング工事で、美観・耐候性のバージョンUP♪
→入間市 最高品質無機塗料による外壁パターン塗装で、躍動感のある外壁へ
→入間市 建物を守る小さなパーツ~破風・雨樋塗装で統一感のあるお家を
→入間市 お洒落なお家に欠かせません!帯板交換工事
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まずは、既存の状態をご覧ください。
床の色むらが目立ち、
塗装も剥げてしまっています。
ベランダは、直射日光をじかに浴び、
風雨にさらされている場所。
当然、劣化が進みやすい場所です。
だからこそ、
塗装により、ベランダの床を守ってあげたいところ。
今の状態では、
耐候性がかなり下がっていますので、
早急なメンテナンスが必要です。
まずは、
床全体に、プライマーを塗布します。
プライマーとは、
塗装の前に、一番最初に塗る塗料のことです。
英語で「最初の」「基礎的な」などの意味を持つ、
primaryが語源になっています。
これを下塗りしておくことで、
塗料が密着しやすくなります。
また、表面の小さな凹凸を埋め、平らにすることで、
その後の塗料が塗りやすくなるという効果もあります。
次に、中塗りです。
ベランダに適した塗料、
オートンウレアックスを塗布します。
すごくきれいに塗られていますね!
こちらの塗料は、
優れた表面保護機能と防水効果をあわせ持つ、
ハイブリッド防水コーティング材。
乾くと、軽く硬くなるのも特徴で、
太陽からの紫外線や、
雨水などの影響を大きく受ける、ベランダにぴったりの素材です。
さらに、上塗りをして、
塗膜を厚く形成します。
この厚い塗膜が、
ベランダの床を、様々な要因から守ってくれます。
商品の品質を確かめる、
"落下衝撃試験"というテストがあるのですが、
「鉄球を落下させ、衝撃に耐えられるか」という検証で、
なんと「異常なし」!!
かなりの衝撃に耐えてくれる、
高い耐久性を保持しております。
K様邸では、
この機会に給湯器も交換しました。
配管類を外し、既存の給湯器を撤去して、
新しいものを設置します。
新しく設置した給湯器は、
パロマ エコジョーズ オートです。
エコジョーズは、
お湯を沸かす際に排出される「排気熱」を有効活用し、
「あらかじめお水を温めてから沸かす」という、
かしこい仕組みを採用。
ガス使用量を減らし、
さらには、二酸化炭素を減らすことができる商品です。
いつもどおりにお湯を使うだけで、
地球にも、おさいふにも優しいなんて、
技術の進歩って素晴らしい!ですね。
さて、全体のリフォームが終了致しましたので、
K様邸の全体像をお見せしたいと思います♪
わー、かっこいい!!
かっこいいだけでなく、温かみがあってとても素敵ですね。
パターン塗装を施した、レンガ調の外壁が、
功を奏しています。
横にのびる帯板も、
全体の雰囲気に高級感を与えているようです。
美観および、耐候性も飛躍的に向上。
本当に素敵な仕上がりになりました。
K様、長く工程を拝見させていただき、
ありがとうございました!
K様邸のようなリフォームに興味がある、という方は、
ぜひ、下記までご連絡下さいね。
よりよいリフォームの一助となれますことを、
弊社一同、心より楽しみにしております。